ダブルレッグセンタースタンド


導入

 輪行を出来るようにするにあたり、標準のスタンドは後ろに飛び出て邪魔なので、
 メンテナンスも楽になるというダブルレッグセンタースタンドを購入。

 事前調査では、取り付けられない報告が多く、プレスポへの装着情報も発見できず、
 無理かもしれないとなぁ思いながら注文したが、やはり普通には取り付けられなかった。

 問題は、BB後ろのスペースが狭く、ワイヤーが接触する事。
そこでチェーンステーを繋いでいる所に穴を開けボルトを通す(非推奨)

穴開け部は、リアエンドの幅を決めるためのものだろうから、
強度は不要と勝手に推測。

車体はアルミなので簡単に穴が開いた。
しかし、ボルトが太いので大穴になるのが心を痛める。

付属のボルトはすぐに錆びたので、アマゾンのレビューのように
ステンレスボルトに変えた方が良いかもしれない。

 無事装着を完了してみると、今度は、クランクがスタンドに接触し、回す事ができない始末。
 そのままではメンテナンスに使えないので、スタンドを斜めに取り付ける事にする。

 穴を更に広げ、クランクが当たる側のチェーンステーと、スタンドの間にゴムを噛ませ、
 スタンドを無理やり傾ける事でクランクとの接触をクリア。

 後日、上から見て少し時計回りにずらして取り付ける事で、ギリギリ接触しない事が判明。
 ゴムスペーサーを廃したことで不安定さが減り、しっかり締め付けられるようになった。

 更に後日、クランクをFC-M311に交換したことにより、Qファクターが広がり、
 クランクとスタンドの間のスペースに余裕が出来た。




使用感

 メンテナンス用としては、キャリアもろもろが重く後輪が浮かない状態なので、
 前輪を押さえるとかシートポストを抜く等の対処が必要である。

 スタンドは高さ調整可能で、前後輪+ダブルスタンドの4点接地の設定も出来る。
 あれこれ使ってみながら、どの設定が一番便利か考えていこうと思う。

 4点接地は安定性があるが、メンテナンス時に鬱陶しいので、結局使用していない。

 安定性のある4点接地へ変更した。メンテナンス時には、スタンドの下に何かを噛ませるか、
 車体を左右に傾ける事で、車輪を回す事が出来る。

 ダブルセンタースタンドは自転車がまっすぐ立つので、パニアバッグが傾かず丁度良い。

 最初の頃は、取り付け方があまりにも適当で動いてしまい、どうすべきか思案していたが、
 どうやらセンタースタンドは緩むものらしく、定期的な増し締めが必要なようだ。
 現在は、ゴムのスペーサーが無くなったのでしっかり締め付ける事が可能である。

 タイヤ交換も楽になるかと思っていたが、そんな事はなく、
 自転車をひっくり返す方が簡単だったりする。結局、チェーン清掃用のスタンドになっている。
 
 後輪パンクが頻発時、スタンドが役に立った。
 キャリアを付けていなければ、リア側が浮き、チェーンが正常な形を維持するので、
 ホイールの着脱が楽になる。キャリアを付けても、リアを浮かせられるようになれば便利そう。